ボーダーコリーといえばたいていの方はフリスビーやアジリティーを思い浮かべることでしょう。しかしボーダーコリーという犬種が作り出された理由は昔、そして今もシープドッグ(牧羊犬)として活躍するためが目的でした。イギリスとスコットランドの国境付近の牧場で犬種が生まれたため、国境(Border)のコリーという意味からボーダー・コリーと名付けられました。牧羊犬として活躍してきたボーダーコリーは重労働に耐えられる体をもっており、足もとても速く、そして賢さも犬の中でトップといえるでしょう。ですのでその能力を生かし、今ではシープドッグのほか、アジリティー、フリスビー、オビディエンスなどでも大活躍しています。

ボーダーコリーは、「犬と一緒にいろいろなことを楽しみたい、挑戦したい、経験したい」という方にぴったりな犬種です。また忠実心が強く、人と一緒に居ることが大好きなので、素晴らしい家庭犬にもなります。

 

ここではボーダーコリーの犬種データと犬種スタンダード(その犬種のあるべき姿)を紹介しています。

BORDER COLLIE DATA

 

原産国イギリス

体高45~53cm

体重12㌔~25㌔

平均寿命12~14年

 

被毛

・スムース

・ショート

・ミディアム

・ロング

 

毛色

・ブラック&ホワイト

・レッド&ホワイト

・ブルーマール

・トライカラー

・ブルー&ホワイト

・チョコ&ホワイト

・セーブル など

(計35色)

ボーダーコリーの歴史

 

ボーダーコリーの先祖犬は8世紀後半から11世紀にかけてバイキングが持ち込んだトナカイ用の牧羊犬だったという説があります。土着の牧羊犬やラフコリーと交雑して19世紀末頃には現在のタイプとなっていました。しかし、牧羊犬の中でもっとも作業能力が高いため、作業能力のみ重視され、都市生活者や国外に知られるのはずっと後のことになります。

FCI(国際蓄犬連盟)に公認されたのは1987年のごく最近に公認されました。

「国境」、「辺境」の意味をもつ「ボーダー」の名前にはイングランドから見るとスコットランドは辺境(=Border)であり、「辺境の牧羊犬」という名前が込められています。

 

JKC(ジャパンケンネルクラブ)のボーダーコリーのスタンダード

外観 

均整のとれた、なめらかなアウトライン。しっかりした体躯構成は耐久力のある印象を与え、粗野なもの、やせているものは好ましくない

特徴と性格 

枯り強く、重労働に耐えうる牧羊犬。鋭敏で、注意深く、責任感があり、聡明そして従順。神経質でも攻撃的でもない。

頭部

スカルはかなり広く、オクシパットの突起は目立たない。 頬はふくらんでおらず、丸くもない。 マズルは鼻に向かって先細りになり、適度に短く、頑丈。 スカルとマズルはほぼ長さがひとしく、ストップ ははっきりしている。鼻色はブラックが基本だが、 毛色がブラウンかチョコレートの場合はブラウン。ブルーの場合はスレートでもよい。 目は広く離れてついており、オーバル(卵形)で、目色は通常ブラウンだが、毛色がマールの場合は、 両目や片目、目の一部がブルーでもよい。耳も広く離れてついており、直立か半直立で、敏感に反応する。 歯の咬み合わせはシザーズ・バイトで、力強い。

適度な長さで、強健。筋肉質。わずかにアーチを描き、肩に向かって幅広になる。

胴体

筋骨たくましく、肋骨はよく張っており、胸は適度に広く、胸底が深い。腰は深く、筋肉が発達しており、 下腹部で巻き上がってはいない。体長は体高よりやや長い。

つけ根の位置が低く、適度に長くて先端は飛節まで達し、飾り毛が多い。先端に近づくにつれ上向きに巻き、 興奮しているときには尾が上がっていてもよいが、背上に掲げてはならない。

四肢

前肢は、前脚が前から見て2本が平行しており、パスターンは横から見てわずかに傾斜している 。肯は頑丈だが重い感じは与えない。 肩甲骨はよく傾斜しており、肘は胴体に接している。後肢は幅広く、筋肉質で、横から見ると尾のつけ根までなだらかに傾斜している。 大腿、下腿は長く、厚く、筋肉質で、スタイフルはよい角度に曲がっており、飛節の位置は低く、力強い。 リア・パスターンは後ろから見て平行で、骨量十分である。 足は卵形で、パッドは厚く、丈夫。前・後肢ともに指趾は堅く握っており、爪は短く頑丈である。

歩様

スムーズで疲れ知らず。最小限しか足を持ち上げずに忍び足で速く動くという、驚くべき能力を持っている。ウォーク:常歩=いちばんゆるやかな歩様トロット:速歩=常歩よりも加速された歩様

被毛と毛色

長毛とスムースの2タイプがあり、どちらも上毛は密で手ざわりがなめらか、 下毛は柔らかく密だが、長毛タイプはメイン、 ブリーチング、尾の被毛が豊富で、顔部、耳、前脚(飾り毛は除く)、 後脚の飛節から地面に達する部分は短くスムースである。 毛色はさまざまな色が認められているが、ホワイトの部分のほうが多いのは好ましくない。

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